
【特集】ずぼら苔玉を作ってみよう!
夏は外でのガーデニング作業はちょっとしんどい…。
でも、グリーンは傍に置いておきたい。
そんな時はインドアで眺められる涼しげでかわいらしい苔玉がひとつあったらって思います。
今回は最小限の工程で作れる苔玉の紹介です!
初めての方でも大丈夫!
土の配合やケト土などの面倒な工程を出来るだけ省き、「包む・巻く」のたった2つの工程で出来ちゃいます。
さあ、とにかく始めてみましょう。
レッツずぼら苔玉!
ずぼら苔玉の準備
まず、ポットから植物を取り出します。適度に根が回っているので、根はほぐさずこのまま使います。
ずぼら苔玉の作り方?
水ゴケを裏返して、ポットから抜いた苗を水ゴケの中央に置き、土を水ゴケで覆います。
【ポイント】
水ゴケは厚みがあるので、そのまま使うと大きめの苔玉に、少し薄くのばして使うと小さめの苔玉になります。
好みに合わせて使ってもらうと良いですが、
後で糸が巻きやすいので、少し薄くのばして使うのがおすすめです。
ずぼら苔玉の作り方?
水ゴケでくるんだ植物を右手に持ち、左手に糸を持ちます。
左手の糸を巻きながら苔を固定していきます。
【ポイント】
糸の端を右手の親指(苔玉を持っている方)で固定して巻き始めると巻きやすいです。
糸は強めに巻き、あっちこっちの方向にずらしながら巻くときれいに固定出来ます。
巻き終わった糸の端は、先に巻いた糸の内側を通してから切る(と、糸がほつれにくいです。)
または、苔の中になんとなく馴染ませておきます(大体は、これでもほつれてきません)
ずぼら苔玉の仕上げ
糸を巻いて形が良くなっていればOK!
なんとなく形が格好悪いときにはおにぎりを握る要領で苔玉の上から握りなおして形を整えます。
ずぼら苔玉のお手入れ
苔玉の水やりは霧吹きだけでOK?
いえいえ、それだけでは足りません。
霧吹きでやる水はあくまで苔をきれいに保つためのもので、苔玉の中までは水が届いていません。
植え込んだ植物を一緒に育てていくには鉢植えと同じように、土の中まで水がしみるようにたっぷりと水やりしてやりたいです。
かといって、ジョウロで水を苔玉の上からかけても形が丸いので水が弾かれてしまって中へ浸透しません。
そこで、土の中まで水がしみ込んで、植物にも苔にもやさしいおすすめの水遣り方法は「バケツにドボン!」と浸す方法です。
苔玉の部分がひたひたになる位まで水をためてドボンと浸します。
浸す時間は、お急ぎの時には、バケツに入れてブクブク泡が出なくなるまで浸す程度でOK。
中の植物がしなっとなってしまった時にはちょっと長めに30分くらい浸します。
更に、スペシャルケアをしたい時には、浸す水に液肥(山野草用に薄めたもの)を混ぜてやれば、苔の発色も良くなり、中の植物も元気になります。
ずぼら苔玉キットA〜シンプル〜
一番シンプルな、苗・水ゴケの2点セットです。とってもリーズナブルなキットです。
鉢はついていませんので、お持ちのお皿などに飾って楽しんでください。
ずぼら苔玉キットB・C〜鉢つき〜
苗・水ゴケの2点セットに、作ってすぐ楽しめる信楽焼きの鉢をセットにした商品です。
鉢に水をためて苔玉を置くと、ちょうど良く苔玉が水を吸い上げるので、水やりもラクチン!
