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岩崎園芸ブログ

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【特集】新春事始め「はじめての山野草寄せ植え」特集!

新年、明けましておめでとうございます。

お正月が明けると、何か新しいことにチャレンジしたくなりますね。
まだ何をやるか決まってない!というみなさん、 もう何か始めたよ!というみなさんも、 今年は「山野草の寄せ植え」にチャレンジしてみませんか?

山野草を販売していて、たびたびお客様から頂く山野草の寄せ植えのイメージは
「組み合わせが難しい…」
「苔ってどうやって貼るの?作るのが難しそう…」
「植えた後の管理が普通の鉢植えと違って難しいのでは?」
などなど、とにかく難しいというイメージばかり

それもそのはず、
山野草の寄せ植えのテキストには、根のほぐし方はこう、水のやり方はこう、土の配合はこう…と、 作法のようなことがたくさん書いてあることが多く、こうしなきゃいけない、ああしなきゃいけない…と 難しく捉えられがちです。
テキストに書いてあることは、栽培経験豊富な名人が編み出したプロの技みたいなものですから、 真似できれば素晴らしいものが出来るでしょうけれども、 初めてやってみようという人にはすんなりと真似できる訳がありません。
でも最初から上手に出来なくても、いいじゃないか!
とりあえずやってみて、寄せ植えの楽しみを知ってほしいなというのが岩崎園芸の願いです。

たとえ初めて作った寄せ植えが、不格好になってしまっても、 世界に一つのあなただけの作品ですし、山野草は多年草ですので、 成長すれば増えたり減ったり姿かたちが変わって行くもの。 最初は格好悪くても、何年後かに格好良く成長する場合もあるし、 最初に格好良く作れても、何年か先には崩れて姿が変わってしまったりします。
そんな時には、新しい形に作り替えるという第二の楽しみが待っています。

とりあえず、作ってみよう!そして側に置いて観察してみよう!

そうすれば、「この組み合わせはいいな」とか、「この次はこうしたいな」とか、 新しい発見が生まれてきて、山野草をもっと身近に楽しめるようになりますよ。

今回の特集では山野草の寄せ植えをなるべく簡単に解説しました。
(初心者向けですので、工程はなるべく少なくしました)
さあ!初めての寄せ植えにチャレンジしてみましょう。

材料のこと



主な材料  植物、あれば苔、用土、鉢

道具について

・ピンセット … ポット苗の根がからまっている時ほぐす、植えこむ時に用土を隙間なく詰めるために使います。 なければ、割り箸でもOK

・ハサミ … 木などを植える時、お好みの高さに切ります

・鉢底網 … 鉢の水抜き穴から、土がこぼれてしまうのを防ぎます。なければ、ストッキングの切れ端や、 三角コーナー用の網を切ったものでも代用できます

・鉢 … 丸くて浅めの鉢を使うと大体上手くいきます。寄せ植えの配置がうまくいかなくても、 くるくる回して、違う方向から見れば格好良く見える場所が大概見つかります。

・用土 … 植えこみたい植物をポットから抜いて見てみましょう。水はけの良さそうな白っぽい(黄土色っぽい)土だったら、 鹿沼土、や火山レキ、赤玉土などを使いましょう。黒っぽい土なら、ピートモスや腐葉土、黒土などを使って植えます。 あらかじめ植えてある土と同じようなタイプの土を使えば、大体植えた後もスムーズに育ってくれます。

1.鉢底網を敷く



鉢底網をしきます。鉢底網は鉢の穴より一回り大きく切ると良いです。

2.出来上がりをイメージします



用意した植物をどの辺りに植えるかイメージしてみましょう。 上手くいきやすい組み合わせは、手前が丈の小さな花→奥に行くにしたがって、背の高い花というのが上手く行きやすいです。

3.下準備


植物を植え込む準備をします。ポットから植物を出して、鉢のサイズに合うように根をほぐします。
根のはっていない植物はそのまま少し土をはらう位で準備完了! 面倒なのは、ポットの形にがっちりと根が張って固まってしまっているもの。このまま植えると新しい土に根がなかなか伸びて 行きません。鉢の大きさに余裕があれば、側面と鉢底をピンセットで引っ掻くように少しほぐして植えこみ、 鉢の大きさに余裕がなければ、大胆に引っ掻いて根を崩します。 一番面倒な作業ですが、頑張りましょう!



根があまりはっていない植物は少し土を払います。



こちらはしっかりと根が張って、ポットの形にがっちり固まってしまっています。
面倒ですが、頑張ってほぐします。
まずは側面から、ピンセットを使って少しずつほぐしていきます。


少しずつほぐれてきました。こちらはヤナギの写真ですが、根が固くほぐれ難いので、 ハサミも使って鉢底に固まった根を切りほぐします。
ヤナギは丈夫ですので少々手荒でも大丈夫!小さな鉢に入れるときには3分の2ほど削っても大丈夫です。

4.用土をかける


2.でイメージした場所に植物を置き、用土を上からかけていきます。


配置を決め、用土をかける

5.用土と根の隙間を詰める


用土と植物の根の隙間を詰めます。ピンセットの先を上下にザクザクと突き刺していくと、 植物の根と根の間に土が入り込みます。植えこんだ植物がぐらついていたのが、隙間がなくなっていくと しっかりと立つようになります。しっかり用土が詰まっているとその後の成長も良くなります。


用土と根の隙間を詰める

6.苔を貼る


山野草の寄せ植えらしい、苔の登場です。

苔は手に入らなければ貼らなくても良いですが、苔をつけると一気に山野草の寄せ植えらしさが出ます。苔は山ごけ、スナゴケ、ハイゴケなどを使います。 庭の日陰にはえている苔でもOK!
苔を貼る前に、けと土等を塗る場合もありますが、なくても出来るので、ここでは省略します。
苔を上手くのせるコツは、端の部分をのせる時に、ピンセットなどで苔の端を鉢の縁に押し込むようにすると、 仕上がりが綺麗で、苔が外れにくくなります。
植物と植物の間の細かい隙間は、小さく切った苔を詰め込みます。
そもそも苔は作ってすぐはただ土の上にのっているだけで、 持ち運んでいるとコロンと落ちることもあるでしょうが、気にせず、気長にくっつくのを待ちましょう。時間が経つと、土となじんできます。


苔の端を、鉢の縁に押し込みます。


山ゴケの場合、モコモコ感を楽しんで貼るとかわいらしいです。

7.水やり


苔をはったら水をやります。豪快にじょうろ等で上から全体にやりましょう。

ホース等で勢いよくやりすぎると、苔がはがれたりするので注意です。 さて出来上がりです!



寄せ植え完成!使った花…手前から「肥後スミレ」「イワウチワ」「日本サクラソウ」「黒竜」「四万十猫柳」

出来上がった寄せ植えの楽しみ方


出来上がったら、玄関やリビング、床の間、ベランダなどに飾って楽しみましょう。
置き場所としてベストなのは、やっぱり植物は日光が好きですので、 カーテンをつけてない窓辺や、外が良いのですが、せっかく作ったら飾りたいですので、 あまり日の当らない室内に飾る場合には、例えば1週間部屋の中に入れたら次の週は外に出して 日光浴をさせるなどの工夫をすると植物が元気で長持ちします。

水やりは、通常の鉢植えと同じような頻度で、やるときには鉢底から水が出る位たっぷりとやります。
ですが、苔を貼ってあると、表土の乾き具合が見えませんので、いつ水やりしてよいのかわからなくなる時も…。
例えば、春〜秋は2〜3日に一度、冬場は1週間に一度など、あらかじめいつ水やりするか決めておくのも良いでしょう。
うっかり乾かしすぎてしまった場合には、バケツに水をたっぷり張って、その中に鉢ごとジャボンと沈めてしまいましょう。
20〜30分程したら、水から上げると、乾いてしまった土の中までしっかり水が浸透して全体的に元気になります。
また、暖房を使っている室内などでは部屋が乾燥しがちで、苔がすぐに乾燥して白っぽくなってしまったりします。 そういった場合には、通常の水やり以外に、霧吹きで苔の表面を濡らしてやると尚良いです。

寄せ植えの楽しみ方1

寄せ植えと一緒に年をとる


年々姿を変えて行くのを身近に楽しめるのが山野草の良いところ。
春が来て花が咲いて、次に夏の花が咲いて、 秋には紅葉して葉が落ちて、冬には枯れ姿に…
そして次の年にはまた芽が吹きますが、元気な植物は株が増えてボリュームを増し、 不幸にも枯れてしまう植物もあります。
どれが増え、どれが残るかは計り知れないもので、まさに自然まかせ。小さな山が手元にあるみたいです。

たとえ何か枯れてしまっても落胆しないでください。
これからが山野草の寄せ植えのいいところですよ!

植えた植物が枯れてしまったら、そこに違う植物を入れてみます。
生き残った植物が大きくなって立派だったら、そのままの姿を楽しんでもよいでしょう。

年数が経って鉢がいっぱいになったら、大きな鉢に植え替え、余ったスペースに何かひとつふたつ 新しい仲間を添えてみます。

姿かたちを変えていく植物と一緒に年をとれたら、あなたも山野草上級者の仲間入りです。

寄せ植えの楽しみ2

寄せ植えに飽きたら…?


年数が経って土と根がしっかり絡まり鉢の形になっているようなものは そのまま鉢から抜いて皿に置いておくと「根洗い盆栽」になります これまた年数が経てば全体が苔むして、苔玉のようになります。


オコゼシダ根洗い風

寄せ植えに飽きたら…?


鉢から抜いてロックガーデンや庭に植えてもOK
岩の隙間にねじ込めば、苔もついていますし、年数の経ったロックガーデンみたいに見えますよ!
既に根付いているので枯れる心配もあまりありません。

寄せ植えのたのしみかた4

あったら便利なコケシリーズ


コケパック ヤマゴケ

寄せ植えや、盆栽などに最適なヤマゴケの、お手ごろサイズです。ヤマゴケは暗い場所に向くコケで、日陰の庭などにも適します。 湿度を好むので、乾燥気味の場所は避けましょう。

400円(税抜)

詳しくはこちら

コケパック スナゴケ

寄せ植えや、盆栽などに最適なスナゴケの、お手ごろサイズです。スナゴケは明るい日陰向きのコケで、陽射しや乾燥にも耐えるので、 ロックガーデンや石付けなどにしても良いでしょう。

400円(税抜)

詳しくはこちら

コケパック ハイゴケ

寄せ植えや、盆栽などに最適なハイゴケの、お手ごろサイズです。毛足が長いので扱いやすく、 コケ玉などにも初心者から楽しめるコケです。

350円(税抜)

詳しくはこちら

コケパック シッポゴケ

毛足が長く、動物の尻尾のようにかわいらしいコケです。湿気を好みますのでテラリウムにおすすめです。シッポゴケは湿った暗い場所に向くコケで、日陰の庭などにも適します。

400円(税抜)

詳しくはこちら

コケパック ヒノキゴケ

「イタチノシッポ」とも呼ばれ、フサフサの毛足の長い茎が立ち上がってこんもりとした群落をつくります。テラリウム・アクアテラリウムに最適です。

400円(税抜)

詳しくはこちら

コケパック タマゴケ

冬〜春にかけて、名前の由来である玉のような朔(胞子体)が伸びてとても愛らしい姿になります。テラリウムなどに最適なコケです。

400円(税抜)

詳しくはこちら

コケパック フデゴケ

その名の通り筆のように毛足の整った姿の苔で、日向〜日陰まで広い環境に適応するので寄せ植えや、盆栽、庭などに最適です。

400円(税抜)

詳しくはこちら

コケパック シノブゴケ

ハイゴケの仲間で横に這って伸びてマット状に生育します。細かく羽状に分岐した葉の姿をシダ植物のシノブに見立ててこの名がつきました。苔玉やテラリウムなどに最適です。

400円(税抜)

詳しくはこちら

コケパック ヤマゴケmini

寄せ植えや、盆栽などに最適なヤマゴケの、お手ごろサイズです。

200円(税抜)

詳しくはこちら

コケパック スナゴケmini

寄せ植えや、盆栽などに最適なスナゴケの、お手ごろサイズです。スナゴケは明るい日陰向きのコケで、陽射しや乾燥にも耐えるので、ロックガーデンや石付けなどにしても良いでしょう。

200円(税抜)

詳しくはこちら

コケパック ハイゴケmini

寄せ植えや、盆栽などに最適なハイゴケの、お手ごろサイズです。毛足が長いので扱いやすく、コケ玉などにも初心者から楽しめるコケです。

180円(税抜)

詳しくはこちら

コケパックmini 3点セット

寄せ植えや、盆栽などに最適なコケ「ヤマゴケ、スナゴケ、ハイゴケ」を3種セットにしました。 ちょっとした部分使いや、コケを数種類使った寄せ植えなどに!

500円(税抜)

詳しくはこちら

ヘラ付ピンセット(曲)

山野草・盆栽用のピンセット。株分けや、鉢の中に生えてしまった雑草取り、 植え込み時の用土の隙間を詰める際など、細かな作業に大活躍!岩崎園芸でもいつも使っています。

714円(税抜)

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