
【特集】スプリング・エフェメラル特集
だんだんと陽射しが暖かくなり、春の訪れを感じる季節になりました。
春はガーデナーにとって一番楽しみな季節、雪が溶け、一番始めに顔を出すお花を今か今かと待っている方も多いことでしょう。
今回は春の野に咲く妖精のような植物たち〜エフェメラル・プランツの特集です。
「エフェメラル」って何だろう?
エフェメラルは「蜻蛉(かげろう)」に由来します。
ギリシア語でカゲロウは「エフェメル」と言い、その命の儚さからすぐに消えてしまうもの、ほんの短い間の存在などを意味します。
スプリング・エフェメラルは早春に花を咲かせ、夏ごろまでには葉を落として、地中で夏越しするタイプの植物で、 他の植物がまだ眠っている早春に一斉に花を咲かせ、他の植物や樹木の葉が茂る頃にはもう生長を終え、 木陰の土の中で来年の春が来るのをじっと待っているのです。
私たちの身近に咲くスプリング・エフェメラルには、カタクリや、エゾエンゴサクがあり、
春の山を訪れると、一面にカタクリやエゾエンゴサクが咲き、野原を紫や青に染めるのを見ることが出来ます。
スプリング・エフェメラルの栽培方法
スプリング・エフェメラルの栽培のコツは、生長期間が短いので、葉が出ているうちの肥培が大切になります。
春の芽だしとともに有機肥料などを置き肥し、山野草用に薄めた液肥を一週間〜10日に一度やるとよいでしょう。
夏場は木陰や、草丈の高くなる植物の下などになる場所に植え、鉢植えの場合は風通しの良い棚下などに置いて管理しましょう。
スプリング・エフェメラルコレクション
エゾエンゴサク
「蝦夷エンゴサク」は北海道〜本州(中部以北)、南千島、サハリンなどに分布する多年草で、 春を告げる馴染み深い山野草の一つです。群生し、春先に山の斜面をを青くする姿が良く見られます。
400円(税抜)
詳しくはこちら菊咲きイチゲ
春一番に顔を出すイチゲの仲間です。花色は通常白花ですが、 淡い青〜濃青、赤紫などがでることもあります。北海道、本州(近畿地方以北)に自生します。別名・キクザキイチリンソウ
600円(税抜)
詳しくはこちらアネモネ・ブランダ・ブルーシェード
「アネモネ・ブランダ」はバルカン半島東部〜トルコに分布するイチゲの仲間で、「ブルーシェード」は春先に青紫色の美しい花を咲かせます。
400円(税抜)
詳しくはこちらコリダリス・チャイナブルー
ヒマラヤ山脈の高山帯に生えることから、ヒマラヤエンゴサクとも呼ばれます。花期が長く、 4月〜6月いっぱいまで次々と花茎を上げます。「チャイナ・ブルー」は明るいスカイブルーの花色が人気の品種です。
600円(税抜)
詳しくはこちらアネモネ・ホルテンシス
春先にマゼンタ色の花を咲かせるイチゲの仲間で、紺色のシベとの色合いも美しく、落葉樹の下などに群生させるととても素敵です。草丈も大きくならないので、寄せ植えや、鉢植えにもおすすめです。
900円(税抜)
詳しくはこちらハルオコシ
半八重咲きの白い花びらの周りに、緑色の花びらのような形をしたがく片と総苞葉がつき、 白と緑の2色咲きの花のように見えます。花が開くまでの変化も見ていて楽しい花です。
500円(税抜)
詳しくはこちら紫花ホウチャクソウ
「紫宝鐸草(むらさきほうちゃくそう)」は中国の雲南省南部、ブータン、ミャンマー、ネパール、タイ、ベトナムに分布するホウチャクソウの仲間で、春先に京紫色の落ち着いた花を咲かせます。シェードガーデンやお茶花に最適です。
1,000円(税抜)
詳しくはこちらディケントラ・ククラリア
春に、白い蝶が羽ばたいているような可愛らしい形の花を咲かせるケマンソウの仲間です。和名では、ユニークな花の形を角に見立てて「ツノコマクサ」という名前がつけられています。葉は繊細に切れ込みが入り、ヒメケマンソウに似た形をしています。
1,200円(税抜)
詳しくはこちら【山菜】アズキナ(ユキザサ)
葉を茹でたときに、あずきのような香りがすることから、アズキ菜と呼ばれます。とても食べやすい山菜です。別名の「雪笹」は花の姿が雪の結晶または粉雪のように見えて、葉は笹に似ていることから。食用に出来るほか、花もきれいなのでシェードガーデンにも素敵です。
440円(税抜)
詳しくはこちら黄花カタクリ
カリフォルニア原産のエリスロニウム・トルムネンセ(E.tuolumnense)の交配種です。 日本のカタクリよりも大型で、増殖しやすく、花数も多くなります。とても育てやすい品種です
500円(税抜)
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