
【特集】はじめよう!自給自足生活 〜 山菜ガーデンのススメ 〜
あたたかい陽射しの中に、ようやく春を感じる季節になりましたね。
みなさん家庭菜園の準備は万端ですか?
自分で育て、収穫して食べる野菜の美味しさは格別ですよね。
しかし、トマトやナス、キュウリ、大根など野菜の代表格は一年草(あるいは寒さが苦手なため日本では冬越しが出来ない)なので、
毎年種を播いて、あるいは苗を買って育てる野菜って手がかかるし、実はコスト的には
スーパーで買ったほうが安いのでは??ということも事実です。
そこで、おすすめしたいのが、山菜!
山菜はほとんどが多年草で、身近な野山に生えている丈夫な植物ですので、
一度植えたらハーブのようにお庭で増えて収穫できる優れものの宿根野菜なのです。
しかも、花がかわいいものや葉姿が美しいものもあり、組み合わせを考えれば、
ハーブガーデンのような、素敵な山菜ガーデンとして見た目にも楽しめるガーデンになります。
今回の特集では山菜ガーデンの楽しみ方を紹介します!
山菜って?
山菜は山野で収穫し、食用することのできる自然食品です。
その味には独特のクセや、苦味がある品種もあり、人により好き嫌いの分かれますが、旬の味覚として
山菜を楽しみにしている人々は数多く、春先の山野では山菜取りをしてる人々をよく目にします。
では、山菜とはどの様なもので、 どこを食用とするのでしょう。
山菜は野や山に自生し、食用はもちろん、身体に害を及ぼさない植物全般のことを指し、食用として用いられる部分は植物により異なりますが、大半は若芽や葉を採取して食用とします。
調理方法は、天ぷらや和え物、汁の実などが一般的で、クセのあるものは天ぷらなどにするとクセが和らぎ、クセの無いものは、さっと茹でて
おひたしや生のままでサラダなどにも使えます。独特の香りや味覚を旬に味わうのが山菜の魅力の一つです。
山菜を育てる・収穫する時の注意
山野に生える植物は食用として楽しめるものばかりではありません。山菜によく似た姿で毒を含む毒草も存在します。
春先の山菜取りには、間違えて毒草を一緒に摘んでしまわないよう十分な注意が必要です。
お庭に植える場合、山で収穫するのと違い、植えてある場所があらかじめわかりますので、
間違って収穫してしまう危険がないので安心です。
ですが、スズランなど園芸品種のお花でも芽出しが似ていて毒があるものもありますから、植えるときには
そういった植物の傍に植えないように、注意して植えましょう。
毎年収穫を楽しむコツ
山菜は収穫を楽しむものでが、苗を購入した年は、収穫を我慢し苗を大きく育てることを心がけましょう。
それが毎年山菜ガーデンを楽しむ為のコツです。購入したばかりの苗をすぐ食用としてしまっては食べられる部分が少なく苗も大きくなりませんので、
食べたい気持ちをぐっと我慢して、一年目は苗を育成させ、翌年以降芽吹いた山菜の収穫を楽しみます。
では、大きく丈夫な苗を作るにはどのようすればよいのしょう。
ポイトは、植える土をしっかりと耕しておくことと、肥料を与えることです。
山菜は山に生えるものですので、肥料が少なくても丈夫に育ちますが、早く大きくしてたくさん収穫するには適度に肥料も必要です。
植え付け時に一度、花後に一度、山野草にやるような有機肥料を与えます。肥料を与えることで株が充実して翌年の収穫につながります。
また、毎年お庭で山菜の収穫を楽しむためには芽を出した山菜を全て収穫せず、芽を幾つか残して収穫します。
そうすることにより、効果的な収穫を楽しむ事ができます
山菜ガーデンを作ってみよう!
山菜を用いたガーデニングには様々な楽しみ方があります。
多年草で花や葉も楽しめますので、ベランダでコンテナに寄せ植えして楽しむもよし!庭木の下に植えてシェードガーデン風に楽しむもよし!
お庭がある方におすすめなのは、山菜のロックガーデン風ガーデン!
溶岩石を組み合わせ、水はけの良い用土と腐葉土やピートモスを合わせた用土を入れて、山菜を植えつけます。
この方法だと、水はけが良くなりますので、行者ニンニクやコゴミなどの水はけを好むものが良く育ちます。
このガーデンには、ハスカップやコケモモも植え込んであるので、実も楽しむことが出来ます。
植え方は花壇を作る時と同じで、配置は手前に小さな山菜・奥には背の高くなる山菜を植えます。
山菜コレクション
ギョウジャニンニク苗 3本植え
行者ニンニクの名前の由来は、山奥で厳しい修行を行っていた行者が強壮薬として食し、 味覚はニンニクのような味わいであることから来たとされています。独特の香りがやみつきになる山菜です。
500円(税抜)
詳しくはこちらコゴミ苗
コゴミは春の高級山菜のひとつです。名前の由来は、若芽が巻いている姿を、人がこごんでいる(しゃがむ)姿に見立てたもの。 食材としてはもちろん、葉姿が美しいのでシェードガーデンなどの利用にも最適な植物です。
500円(税抜)
詳しくはこちらチョロギ苗
チョロギはくるくると捻れたような面白い形の塊茎をもつ山菜です。「長老喜」「千代老木」などおめでたい漢字が当てはめられ縁起物としてお正月料理などに並びます。 夏に咲く小さなピンクの花も可愛らしいので、花壇に植えてもGood!
400円(税抜)
詳しくはこちらアキタブキ苗
アキタブキは東北地方から北海道にかけて分布するフキで、茎が太く葉も雨がさになる程大きくなります。親しみ深い山菜の代表格です。 煮物や炊き込みご飯、 和え物など色んな料理に使える優れもの山菜です。
400円(税抜)
詳しくはこちらヒメイズイ(姫アマドコロ)苗
ヒメイズイは、春にアマドコロに似た白い花を吊り下げて咲かせるユリ科の多年草で、芽出しの軟らかい葉は、食用になります。 葉の脇からちょろんと咲かせる白い花もかわいいので、ロックガーデンや花壇、鉢植えにも良い花です。
400円(税抜)
詳しくはこちらサラダワサビ苗
本ワサビのような太い根にはならず、葉や茎を食べるタイプのワサビです。爽やかな辛味がサラダに良く合います。 根は小さなゆり根状になることから、別名「ユリワサビ」と呼ばれます。
400円(税抜)
詳しくはこちらキクイモ苗
キクイモは、菊のような黄色い花を秋に咲かせ、塊茎が太く芋のようになることから「菊芋」と名づけられました。 血糖値を下げる注目の成分「イヌリン」が多く含まれています。
400円(税抜)
詳しくはこちらワサビ大根苗
ワサビのような辛味を持ち、大根のように太い根を持つことから「ワサビ大根」いう名がつきました。 ピリリと辛いので、ご飯のお供にぴったり。粉ワサビの原料にも利用されます。別名「ホースラディッシュ・西洋ワサビ・ヤマワサビ」
400円(税抜)
詳しくはこちらハタケワサビ苗
水はけの良い用土を使用すれば、鉢植えやお庭でも育てられます。 ちなみに、太い根の部分が売られているお馴染みの「ワサビ」「本ワサビ」と同じものですが、 渓流など水の多い環境で育てれば根は太くなり、畑で育てると根はあまり太くなりませんので葉や茎を主に食用にします。
500円(税抜)
詳しくはこちらエゾウコギ苗
ウコギの語源は、中国名「五加」を日本語読みで「ウコ」と読み、 それに木が足されて「ウコギ」となったとされています。 皮や根が利用され、エレウテロシド(サポニン群)が含まれています。
500円(税抜)
詳しくはこちらコシアブラ苗
春に若芽を収穫して食べます。 タラノキに比べ上品な姿と味から「山菜の女王」と呼ばれる山菜です。秋には透けるような黄色の紅葉が美しい木ですので、庭木もおすすめです。
500円(税抜)
詳しくはこちらセリ苗
セリはシャキッとした歯ごたえと香りが魅力の山菜です。 日本各地の湿地あぜ道など水気の多い場所に生え、春の七草として、鍋や汁物に昔から利用されてきました。別名「シロネクサ」
400円(税抜)
詳しくはこちらオオウバユリ
オオウバユリは鱗茎を食用とします。花が終わり、実が裂けた頃が収穫の適期です。アクが強い山菜になります。味は甘味を感じることができますが、苦味も若干あります。
600円(税抜)
詳しくはこちらトウキ
トウキには特有の香りがあり薬用植物として昔から栽培されております。最近ではトウキの葉を料理のアクセントに利用したり、葉を使ったてんぷら、お茶などに利用されています。
700円(税抜)
詳しくはこちらカタクリ
花も含めてさっと茹でてから、冷水にさらし、おひたしで食べるのが定番。ほのかな甘味と歯ざわりが良いのが特徴。ほかに天ぷら、油炒め、汁の実、和え物、酢の物など。
400円(税抜)
詳しくはこちら低木果実も一緒にどうぞ!
アサマブドウ(クロマメノキ)
アサマブドウは実付が良く、大きいのが特徴です。味はブルーベリーに似た甘酸っぱい味で、生食・ジャム・ジュースなどにするとおいしいです。/p>
600円(税抜)
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