早春に咲く花は、雪解け後の土を持ち上げ勢い良く芽を出す姿がとても力強く、一番最初に春の訪れを感じさせてくれます。
毎年雪解けごろにはソワソワとお庭を眺める方も多いのではないでしょうか。
この時期に花を咲かせる山野草は「エフェメル・プランツ」と呼ばれるものが多く、春先一番早くに花を咲かせ、他の花が成長する夏ごろまでにはすっかり葉を落とし休眠に入ってしまい、まるでカゲロウ(エフェメル)のよう。
こうした植物を栽培する場合には、成長期が短いので、葉のあるうちにしっかり肥料をやることが大切になります。
この時期は花が一番種類豊富に咲く季節で、お庭が一番賑やかになります。
お近くの園芸店に足を運んでみれば、花にあふれ、選ぶのが楽しいことでしょう。
当園でも、山野草を代表する花々をはじめ、春のお花で溢れています。
見ているだけでも心が弾むと、のんびりお店を見てまわるお客様もたくさんいらっしゃいます。
機会がありましたら、ぜひ北海道のお店にも来てみてくださいね。
冬の間はお庭の植物は一休み、次の春に向けて休眠する季節です。
常緑の木や、実をつけた植物で、クリスマスやお正月の寄せ植えなどを作って飾ると部屋が明るくなり良いでしょう。
室内で飾る場合には、なるべく良く日の当たる窓辺などに置くとよいでしょう。
暖房のある部屋は乾燥しやすいので、なるべく暖房を使用しない部屋に置くか、水やりに注意しましょう。